そんな人気の品種はさておいて、今回は古くから日本人とともに暮らしてきたはちわれ猫についての記事を書いていきます。
具体的にはどんな毛柄?
特に黒と白の2色の猫に多く見られますが、雑種(MIX)だけでなく、今や不動の人気を誇るスコティッシュフォールドなどにもこのはちわれの毛柄の子がいます。
英語で表記すると「Mask and Mantle」。言われてみると、マスクをかぶっているように見えてとてもキュートですね。
「はちわれ」を漢字で書くと?
「八の字」の毛柄から「八割れ」、または「鉢割れ」と書きます。ただし「鉢割れ」の「鉢」は頭を指しているため、「頭が割れる」という意味で縁起が悪いとされていた時代もありました。
黒猫にしろ招き猫にしろ、昔の日本人は猫に対して縁起物かそうでないかを区別したがったように感じます。
深く考えずポジティブに変換するなら、昔から猫の存在が気になって仕方なかったのかもしれませんね。
日本で2番目に多い毛柄
http://11cats.com/feeling/type/cat-handle-ranking/上記のサイトさまの「日本に多い柄・模様ランキング」では、はちわれは2番目に多い毛柄とのこと。
確かに街中を闊歩する猫には、はちわれが多いような気がしますね。
ちなみに堂々の1位に輝いた「キジトラ」については、こちらの記事に書いています。
気になる性格は?
はちわれ柄が多い黒白猫の性格は、一般的に以下のようだという定義があります。
- 温和で人懐っこくおとなしい
- 警戒心が強い内弁慶
- 知的キャラかドジっ子にわかれる
- 協調性が高く甘えん坊
- 抱っこが嫌い
実際に黒白猫といっしょに暮らしたことがある方は、ピンとくるポイントもそうでないところもあるでしょう。
実は現在の研究では、猫の性格を科学的に紐解くことは難しいとされています。
猫は見知らぬ第三者に対して行動が変わる動物で、それならばと飼い主から話を聞いても「うちの子フィルター」がかかるため「科学的」という点での分析結果には結びつかないのです。
私が回答する立場になったとしても、要約すると「うちの子はかわいい」しか話さない自信があります。
そのため、もし縁があって黒白猫と暮らす機会があれば、上記の性格はあくまで参考程度とし、その子自身を深く愛してあげましょう。
十猫十色、想像の少し斜め上を行く性格にきっと夢中になることまちがいなしです。
17年黒白はちわれ猫と添い遂げてわかったこと
かくいう私も、17年間黒白はちわれ猫と添い遂げた愛猫家のひとり。
前述した一般的な黒白猫の性格について、うちの子が当てはまっていたのは以下の3つです。
- 温和で人懐っこくおとなしい
- 警戒心が強い内弁慶
- 協調性が高く甘えん坊
「知的キャラ」か「ドジっ子」かについては、そのどちらでもなく「ひたすらボーッとした平和の象徴のような猫」でした。
子猫のときから晩年まで、一度も苦労したことがなかったと言っても過言ではありません。
ただ、苦労した思い出としてひとつあげるとするならば…
「写真が撮りづらい」ということ。
※悪い例の画像
目の周りが黒かったため、目をつぶられてしまうとのっぺらぼうのような写真ができあがってしまうという事態に。
そのときばかりは「ほかの毛柄だったら寝姿もサマになったのに…」やら「私の撮影スキルが貧弱すぎてこの子の魅力が伝わらない!」など、情緒不安定になったものです。
特に解像度の低いスマートフォンで撮影すると発生しやすい現象のため、同じ悩みをもつ飼い主さまへは猫の気をひいて目をぱっちりさせるか、いっそ高品質なカメラの購入をおすすめします。
まとめ
はちわれ猫について、主観たっぷりの記事をお届けしました。はちわれは「八割れ」と書けば末広がりの「八」でとても縁起がいいです。
街中で見かけることも多い黒白猫。その中にはちわれの子がいるか、そっと確認してみてくださいね。もしかしたら気まぐれに幸運を授けてくれるかもしれません。
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